【「根性論」で片付けないで。起立性調節障害(OD)と向き合う、心と体の整え方】
「朝、どうしても起きられない」
「だるくて学校に行けない」
そんな我が子の姿を見て、あるいは自分自身の体の動かなさに、「気合が足りないのではないか」「怠けているだけではないか」と自分を責めてしまっていませんか?
世間ではまだ、起立性調節障害(OD)という言葉が十分に浸透していません。そのせいで、本人やご家族が周囲からの無理解にさらされ、孤独な戦いを強いられている現状があります。
理学療法士として、そしてパーソナルトレーナーとして多くの体を見てきた立場から、今伝えたいのは「これは根性の問題ではなく、自律神経という『体のシステム』のエラーである」ということです。
【「見えない壁」に苦しむ子どもたち】
起立性調節障害は、思春期に多く見られる自律神経の機能不全です。立ち上がった時に血圧が維持できず、脳への血流が低下することで、激しい立ちくらみや倦怠感、頭痛などの症状を引き起こします。
外見からは体調の悪さが分かりにくいため、クラスメイトや先生、時には家族からも「サボり」や「夜更かしのせい」と誤解されがちです。
「助けて」と言いたいけれど、どう説明すればいいかわからない。頼り方がわからずに一人で抱え込んでしまう。そんな心の疲弊が、さらに症状を悪化させる悪循環を生んでいます。
【体が変われば、心が変わる。】
起立性調節障害の改善には、生活リズムの調整や水分摂取、そして何より「適切な運動」が大きな鍵を握ります。
Welltoに通ってくれた10代後半の男の子がいました。
最初は表情も暗く、自分に自信が持てない様子でしたが、マンツーマンで少しずつ筋力トレーニングを重ねていきました。
筋力がつくことで、血液を上半身へ押し上げる「ポンプ機能」が正しく働くようになります。
姿勢もスッと伸び、視線が上がり、どんよりとしていた顔つきが驚くほどいい表情に変わっていったのです。
体が自分の思い通りに動くようになる。その成功体験は、失いかけていた「自信」を取り戻させます。
彼は最終的に、自分の足でしっかりと人生の歩みを進め、希望する進路へと進学していきました。
【一人で抱え込まずに、プロを頼ってください】
起立性調節障害は、決して甘えではありません。そして、「いつか治るのを待つ」だけでなく、「体を作り替えること」で前向きにアプローチできる問題でもあります。
・周囲に理解者がいない
・どこに相談すればいいかわからない
・運動を始めたいけれど、何からしていいか不安
もしそう感じているのなら、まずは一度、専門家を頼ってください。
Welltoは、単に体を鍛える場所ではありません。あなたが、あるいはあなたのお子様が、「自分らしい明日」を描けるようになるための伴走者です。
「根性」という言葉で片付けるのではなく、科学的な視点と、心への寄り添いで。
一歩ずつ、一緒に未来を変えていきましょう。
↓最終的にここまでたくましくなりました!(腕や胸回り、腰回りも大きくなりました)
